物体O内政庁広報係

当ページの目的はリング状構造物(以下「物体O」という。)内においての正しい情報を文章、及び写真を用いて布告するところにあり、また総ての文責は連合政府に帰属します。

中央防波堤に行った 他二篇

会長式辞

「それでは、会長式辞となります。会長、どうぞ」

 

「え~~~ いくら疫病が流行りまくっていたとしても、人が生活を営み続ける限りは様々なもの(例:部屋の隅のペットボトル、グラフィックボードのホコリ、読み終わった漫画版パトレイバー全巻等)が積み重なっていくものでしょう。もしかしたらその中にはホコリに埋もれるべきでないものもあるのかもしれない。それらを薄汚い積層から救い出すのも日記の役割なのかもしれないですねぇ... イィーーヒッヒッヒッ」

 

「だそうでーす」

というわけで久しぶりに日記を書いてみようと思った。

 

中央防波堤に行った

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この橋って中央防波堤からは渡れないらしい

中央防波堤に行った、予想していたよりもずっと人間の存在が薄い場所だった。

人間の存在が薄いとは、生身の人間を相手取ったサービスの存在が極めて希薄という意味で使っている。例えば、この人工島の面積ぐらいあれば、コンビニエンスストアの一軒くらい営業していても不自然ではないだろう。しかし、そのような店舗は一軒も見当たらなかった(正確に言えば、北岸の港っぽい場所の構内に港湾関係者向けの店舗はあった。ガッツリ立入禁止だったんだけど)。

 

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その港っぽい場所

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と、その脇

またトラックの交通量がとにかく多い場所だった。東京港臨海道路を構成している道路がど真ん中にある土地柄当然ではあるのだけれど、「地震」、「雷」、「火事」、「人間」、「工場のクソデカイ工作機械」と並んで「爆走するトラック」が苦手な私は大通り側を歩いている間ずっと戦々々々恐々々々としていた。

www.youtube.comこれはその時に撮影した15秒の動画をアップしたチャンネル。中央防波堤の空気感が伝われば幸いだ。

ついでに言うと、公衆トイレのたぐいも見渡した限りでは存在していなかった。散策している途中、少し""危なく""なったのだが、ぎりぎりのところで持ちこたえることが出来た。これも日頃から光子菩薩を信奉しているおかげだろうか。

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防大橋から見た景色 中防って略すのカッコいいよね

この(島?防波堤?)は運河でセパレートされて内側(北側 バス停はこっち)と外側(南側)とに分かれており、そこを中防大橋と海の森大橋が繋ぐ格好になっている。この外側の部分にも行ってみたのだが、歩道が途中で途切れていてより奥地の側へは行くことが出来なかった。とんだ無駄足だったぜ。

ま、でっけ~~コンテナの山が遠目にでも見れたので満足だ。(前言撤回)

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コンテナの山

もしかしたら、開発が進められる前のお台場や有明はこのような姿をしていたのかと想像が膨らむような、面白い場所だった。

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どこも指し示していない交通標識...Love

その後、暇だから歩いて銀座まで移動したのだけど、そのあまりの「人間の存在の濃さ」に本当に驚いてしまった。

www.youtube.com

"生"が濃い

 

 

バンダイチャンネルに加入した

定額アニメ配信サービスを選ぶにあたって、dアニメと迷ったのだけれど、実写版パトレイバーが見られるという一点でバンダイチャンネルに加入することを決めた。どうせお試し期間だったし。

ところが、その実パトがどうにも肌に合わず、どうしたもんかな!!!って感じ。実パトの向き合い方を知っている人はそれを伝授してほしい。切実に......

以下はバンダイチャンネルで見て面白かったアニメのかんたんな感想

WXIII 機動警察パトレイバー

めちゃくちゃ面白い。劇場版パトレイバー三作の中で一番好き。

私はパトレイバーの真髄はレイバーやバビロンプロジェクトなどの新興技術が東京の町並みに溶け込んでいる描写にあると思っているフシがある。東京計画1960とか大好きだし。

あと普通に刑事ドラマが好きなのかも。踊る大捜査線とか見たら多分ハマりそう。

TV版パトレイバー

まだ途中までしか見てないけどすごく面白い!!!!!作画のレベルが高いし、お話も面白い。14話がすごく好みだった

まちカドまぞく

Twitterのオタクが褒めていたから見たけど、すごく面白かった。シャミ子はかわいいまぞくだね...

邪神ちゃんドロップキック

面白い!!!自業自得で面白いことになる「邪神ちゃん」を中心に据えたギャグアニメ。ギャグだったりパロディだったりの配分が丁度いい。めちゃくちゃおいしいお店の醤油ラーメンみたいな作品。

妄想代理人

面白かった!終盤に差し掛かってトリッキーな回が続いたのには驚いたけど、全部面白かった。おたくが8話を好きなのは当然として、10話が特に面白かった。

 

 

HHKBを買った

アメリカのカウボーイは馬が死んでも鞍だけは持って帰る。鞍は身に馴染んだインターフェースだからだ。現代のプログラマーにも同じことが言えるだろう。

ーーーーうろ覚えのHHKBポエム

happyhackingkb.co

HHKBという高級キーボードブランドがある。パソコンが壊れてもキーボードは変えたくないね、という東大教授?の和田さん?の提唱した理論に基づき、最高のキーボードを目指した製品だ。

私は日頃から、薄っすらとこの製品がほしいと思っていた。別にガッツリ書き物をするわけじゃないし...プログラミングとか触ったこともないんだけど...なんとなくで、だ。

またこの製品「最高」とか言うだけあってすごく高い。3万円とかする。私の購入した静音モデルのTYPE-Sはそれに5千円プラスだ。

通常だったら、こんな製品手に入れるチャンスはなかなか回ってこなっただろう。

しかし、この世界はもう新型コロナウイルスの流行によって通常ではなくなってしまったのだ。行政の長が決断した全国民一斉定額給付金制度により、私の手元に瞬発的に大金が飛び込むことになり、晴れて私はそれをPFU社に向けて横流ししたのできることになった。本当にうれしい。熱涙滂沱として止まず、だ(内田百閒を読んだことはない)

ちなみにこのHHKB、キーの位置を「ハードウェア的に」変更する事ができる。

使う先の機種によってショートカットを変える必要がないのはすごく便利だと思う。

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私はこれをこのように設定した。上段スペースキー左のHOS(Hyper Operating System)みたいなマークは全角/半角キーに設定してある。また、スペースキー横のFnキーを押している間はスペースキーがEnterに、HOS(Hyper Operating System)のエンブレムがBSキー、そしてGキーが伸ばし棒となる。

まだ完全には慣れきっていないのだが、指をあちこちへ動かす必要がないのは便利だ。

それにしても、行政の長はいい買い物をしてくれた。次はRTX2080tiでも頼んじゃおうかな。

 

 

コロナ禍と、俺

つらいねぇ~~~~~~~~~~~~~

すみません、いちばん素直な情感を吐露してしまいました。

なんと言っても今週末に控えていた新文芸坐のオールナイト上映が無くなってしまったのがデカイ。かなり楽しみにしていたのによ...

その他にも前々から行こうと思っていた展覧会やら大型イベントがポンポン開催延期あるいは中止の憂き目に遭いまくっている。コミティアくん...

普段から、日常がキツくなった瞬間に突発的に電車に飛び乗って都下の美術館やら映画館やらにオタク速歩きでリプトンのミルクティーを啜りながら突入するような生活を送っていた私からすると、この逃げ場が次々と潰されていくような現況はかなり辛いものがある。

 

 

今回の災禍の中で気づいたことがある。それは、私はそこまで「インドア派」ではないということだ。確かに、外出している時間よりは屋内に居座る時間の方が遥かに長いわけだが、その軸足となると、確実に外に在ったように思う。

日本経済、世界平和、交通安全及び私の精神状況のためにも、このCOVID-19騒ぎが一刻でも早く収まることを願う。

...実際見通しはそこまで明るいものではなさそうだけれども。

 

 

しかし外にも出られず、かといって新作ゲームをSteamで買って遊ぶほどのマシンスペックも資力も、ついでにいうとやる気もないので最近は溜りに溜まった積み本を読むことで暇つぶしとしている。

今読んでいるのは19世紀の中頃に書かれた「キリスト教の本質」という本だ。自分はキリスト教神学についてあまり明るくなく、その入門というか手引のような感じの内容を求めてこの本を手にとった。

しかし、あとからググってみたらそれはかなりの見当違いで、この本は啓蒙の時代を経た後に書かれた本格的なキリスト教批判書だったのだ。衝撃だよね

幸い内容は結構興味深く(神の本質は人間の最も尊い資質の写し鏡なんですよ?知ってました?)、いまだ読み続けられてはいるけど「なんか違うな」感を拭いきれてないのもまた事実だ。

今度はちゃんと調べてから買おうかな。

 

bookmeter.comこれは私の読書メーター、アクセスしてもらえば現在のどうしようもない積み読状況が察してもらえると思う。

 

 

 

 

 

物体Oと、ロゴ

ー女の気まぐれによって、世界が破滅したとしたらー何と美しいことだろうか。

小松左京「物体O」

 

前回のエントリからかなり時間が経ってしまいました。こんにちは、HotMotです。

 

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最初にロゴありき

ロゴを作成しました。当ブログのタイトルの元にもなった小松左京氏の短編「物体O」に登場する西日本を取り囲むように"発生"した超巨大構造体、物体Oをモチーフにしています。

浅葱色の部分は海を、白色は物体O、赤色の部分は物体O内に形成された臨時政府をイメージしていますが......どうでしょう、見えるでしょうか?

....小松左京氏の文章は現在見ると流石に時代を感じる部分も少なくはないですが、骨子と簡潔な文体は今現在から見ても一級のものと言えるでしょう。

 

ともかく、今後はこのロゴをバンバン使っていくさかいに、よろしゅう頼んますわ(西日本成分)。

 

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ブログをつける理由

ブログを始めようと思った。

なんでそうしようと思ったのか、自分なりに整理してみたいと思ったのでこのエントリーを記そうと思う。

 

まず、単純ではあるけど大きな理由として、私はこれから写真をインターネット上にアップロードしていきたいと思っているが、その媒体として普段使っているTwitterは向いてはいない、と考えたからだ。

2000万の画素で構成される写真にはタイムラインは小さすぎるし、情報を付加するキャプションを付けることも難しいし、何より4枚以上の写真を貼るとなんとなく「くどい」感じがしてしまう。ツリーにぶら下げられた写真はサムネイルもちっちゃくなってみみっちさもアップする。

好かんなぁ〜〜〜〜〜!!!(すみません、関西の嫌味なジジイが出てしまいました)

……とにかく何が言いたいのかっていうと、ブログを主に、Twitterを副として写真をアップしていきたいと思っている。ということです。

 

二つ目の理由として、日記、あるいはそれに近いものをつけていきたいと思ったからだ。

直接的な言明は避けるけども〜〜〜〜にめちゃくちゃ落ちて、〜〜〜〜というウンチな身分になってしまったので、ある程度の生活リズムをこれで取っていきたい、という細やかな野望もある。三日坊主になったら………👨‍🦲………恥ずかぴーね

 

三つ目、二つ目と少し被るが、普段の生活で感じたことをしっかり言語化していきたいな、と最近しみじみと感じているからだ。

映画やアニメ、漫画、小説、音楽、ゲームなど触れた素晴らしいコンテンツ達について三点リーダーと強い言葉を多用したしょうもないツイートでしか感想を残さない、というのは怠慢で堕落だと思うし、何より作品への態度としてよろしくはない。

せめて作家達に対して真摯であるために、ちゃんとした感想を残そうと思った。

 

以上がブログを開始した理由とです。

開陳

色々なことがひと段落したのでブログを本格的に使っていきたいと思う。

ひとまず、ちょっとだけ無料ホームページビルダーを探してみたけどどれもピンとこなかったので、納得がいくサービスを見つけるまではこの前に一記事だけ書いて放置してたはてブに書いていこうと思うとり、ます。